インターネットで調べものをしている際に、検索エンジンで自分が調べている内容に近い広告が表示されることがあるかと思います。
これはリスティング広告というもので、検索ワードに連動して表示されるという特徴を持っています。
今回はこの広告について仕組みやどんなメリットがあるのかを解説します。特に法人の方など、リスティング広告の依頼を検討されている方に、一つの判断材料にして頂ければと思います。
リスティング広告の仕組み
まずはリスティング広告の仕組みについて説明しましょう。
流れとしましては、最初に広告を出したいキーワードと入札価格を登録します。次にユーザーの検索ワードと登録ワードが一致した段階で自動的に入札が始まります。その次に、他の登録者とのオークションとなり、上位になった場合広告が表示されます。
最後に興味を持った方が広告をクリックしてWebページに飛び、購入などを行うと獲得となります。
リスティング広告のメリットは?
通常の広告と大きく違うところは、そのキーワードに対して何らかの興味が確実にあるということです。基本的にわざわざ興味の無いものを調べたりしないので、その点が非常に優れています。通常の広告と違って興味のあるものが表示されますから、無差別に表示される広告のように、クリックされないどころか、悪い印象を与えてしまう事態も避ける事ができます。
検索ワードを選別してユーザーを狙い撃ち
選定の方法としてリスティング広告の検索クリエデータや、アクセス解析のCV(コンバージョン)ログデータなどを確認する方法があります、これらは実際にユーザーが検索したワードなので重要度は高いです。
こちらは手作業で調べることになりますが、競合他社が高確率で広告として表示されているキーワードを探すのも一つの手です、相手が対策をしているキーワードを知る事ができれば、手札を知っているも同然なので、この作業も決して侮れないです。
また、実際の検索数を確認するツールがありますので、それを活用するのも一つの方法です。同じ意味でも言い方の違い、漢字とひらがなでの違い、カタカナでの違いなどで検索数が違う可能性が十二分にあります。
まとめ
今回ご説明したリスティング広告ですが、大なり小なりそのワードに興味を持っている方に、Webページを閲覧して貰える可能性が増えるというのは非常に大きいです。
法人の方にとって、自社のサービスを見込み客に届けるキッカケとしては、SEO対策と同等、もしくはそれ以上に重視しなければならないと言えると思っております。
戦略的に登録ワードを選別するなどをして、是非サイトの運営に役立てて下さい。